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2025年12月
  • 喘息の最新治療?生物学的製剤と気管支熱形成術

    生活

    喘息治療は日々進化しており、従来の吸入ステロイド薬や気管支拡張薬だけでは症状がコントロールできない重症喘息患者に対して、新たな治療選択肢が提供されています。その一つが「生物学的製剤」です。生物学的製剤は、喘息の原因となる特定の免疫細胞や炎症性物質の働きをピンポイントで抑えることで、気道の炎症を強力に抑制する薬剤です。例えば、アレルギー性喘息の治療に用いられる抗IgE抗体や、好酸球性喘息の治療に用いられる抗IL-5抗体など、患者さんの喘息のタイプに応じて様々な種類の製剤が開発されています。これらの製剤は、多くの場合、注射によって投与され、定期的に通院して治療を受ける必要がありますが、従来の治療では改善しなかった重症喘息患者の症状を劇的に改善させ、QOL(生活の質)を向上させる効果が期待されています。もう一つの比較的新しい治療法として「気管支熱形成術(BPT)」があります。これは、気管支の平滑筋に熱を加えて厚くなった筋肉を薄くすることで、気道の狭窄を軽減し、発作を予防する治療法です。内視鏡を使って行われる侵襲的な治療であり、適用となる患者さんは限られますが、重症喘息患者にとって新たな選択肢となる可能性があります。これらの最新治療は、専門的な知識と技術を要するため、適用となるかどうかは呼吸器内科の専門医と十分に相談する必要があります。さらに、喘息患者であることを示すカードなどを携帯しておくことも、万が一の際に周囲の人に助けを求めるきっかけとなるでしょう。発作を恐れすぎることなく、しかし決して油断することなく、常に落ち着いて対処できるよう、準備をしておくことが大切です。